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Q |
クヌギ材とエノキ材の使い分けは? |
A |
クワガタがもっとも好む木はニレ(エノキ科)が代表ですね。ほとんどの場合どちらも使っても優劣はつけがたいですがイロ虫などは菌床のアクを嫌いますのでクヌギよりもエノキの方が良いでしょう。 ベテランの方は何故かエノキのご用命が多いです。 |
Q |
一次発菌と二次発菌の違いは? |
A |
培地に殖菌し始めて菌がまわった状態を1次発菌といいます。さらに時間が経過して温度変化や物理的な衝撃により菌が再度活発に増殖した状態を2次発菌といいます。 ブロックを崩して菌糸ビンに詰めると白くなるのは物理的な衝撃により菌が増殖(2次発菌)するのが主因です。 参考:椎茸のホダ木をハンマーで強くたたくときのこが出やすくなると言うのは理由があるのですね。 |
Q |
菌糸ビンの表面黄色くなるのは劣化なの? |
A |
菌の生理現象で分解水が表面に出るのであって劣化ではありません。場合によっては金色の水玉ができることがありますがなんら問題はありません。 参考:劣化とは菌床の腐敗や菌の死滅を言うのではないでしょうか。 |
Q |
ノコ刃のオガコとはなんなの? |
A |
きのこ用のオガコは細長いチップ状のものが入っています。クワガタ用品の販売では粗めと呼んでいるものが該当します。クワガタ用の菌糸ビンはノコ刃のオガを使用しします。丸ノコがいっぱいついた機械でオガコを作りますので細かいのが特徴です。 クワガタ用菌床用のオガコは樹種も限定されますので地域によっては入手が難しいのが現実です。価格もキノコ用に比べると高いです。 |
Q |
菌床の保管は何処がいいの? |
A |
菌床は温度が低いと菌が元気になりキノコも出やすくなります。家庭では幼虫を入れるビンは常温で良いでしょう。長期間菌床を保管するには家庭用の冷蔵庫は不向きです。7〜8度の温度はキノコが発生しやすい温度です。また、換気不足でアオカビが出ます。納豆などは菌床にとって大敵です。 ブロックは詰めるとき菌が活発でないと困りますのでなるべく低い温度で保管してください。長期間高い温度で保管しますと詰めたときに菌がまわらないことがあります。再発菌失敗する一番の原因です。いずれの場合も空気のきれいな換気の良いところに置くことが大切です。 参考:弊社の菌床保存の保冷庫の温度設定は0〜2度です。それでもキノコは発生します。ヒラタケ・オオヒラタケは他のキノコに比べると比較的低温を好むキノコなのです。 |
Q |
ブロックを崩して詰めたのに白くならないのは菌が悪いの? |
A |
夏場に良くある現象ですが菌が悪いのではありません。菌床の温度管理の関係で菌が発菌する状態にないのです。一般には温度が高いときにおきますが再発菌させる要因は複雑で一口では言い表せません。 失敗したら諦めるのが得策です。(菌糸ビンつくりは失敗することが必ずあります) |
Q |
菌床がアオカビにやられた原因は? |
A |
アオカビの菌は何処にでもあります。アオカビが出ないのはキノコの菌がアオカビより強いからです。逆にアオカビにやられるのはキノコの菌の状態が弱いからです。(無菌の培地は除く)北海道で冬アオカビに」やられるのは部屋の換気不足が考えられます。通常の管理ではアオカビにやられることは「想定のは範囲」かもしれません。本来これらの菌は空気のきれいな雑木林に生息しているのですから・・・ |
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Q |
購入したマットはすぐ使用できるの? |
A |
良質な発酵マットは空気に触れると発酵の勢いが増します。1日程度発酵熱の監視をする方が賢明です。また、マットが空気に触れることにより発酵臭も減少します 菌の活動が落ち着いてから幼虫を投入してください。通常は暑くなると幼虫ははい出してきますが深い容器では蒸されて死亡することがあります。 |
Q |
発酵マットの賞味期限はあるの? |
A |
良質の発酵マットは抗酸性の菌(わかり易くいえば発酵臭のする菌類です)で守られている(雑菌を抑えている)ため密閉状態にし空気を遮断しておけば1年経ても問題なく使えます。 マットを空気にさらした状態ですと抗酸性の菌が少なくなり雑菌により短期間に品質が落ちます。 |
Q |
発酵マットは産業廃棄物から作るの? |
A |
産業廃棄物として集めた廃菌床は畜産や農業に利用されますが一部がクワガタやカブト用のマットとして販売されています。この場合原料はいろいろ混ざるのでマットの原料・成分は不明なことが多いいです。 きのこ工場が自らの廃菌床を利用してマットを生産する場合は産業廃棄物扱いはされません。この場合原料がわかっていますので成分を正確に表示できます。(弊社の扱うマットは産業廃棄物の廃菌床を原料とするのものはありません) |
Q |
クワガタマットとカブトマットの違いは? |
A |
大部分のクワガタの幼虫は広葉樹の中でもニレ(エノキ)やクヌギ・ブナと言った樹種を餌にしますがカブトの幼虫は一般的に広葉樹に限らず針葉樹や他の植物まで餌とします。 クワガタマットの原料は椎茸の廃ホダや樹種が限定される舞茸等の廃菌床が適しています。カブトマットの場合はあまり制約はありません。 |
Q |
マットに白いカビが生えましたが? |
A |
カビと言えばカビですが・・・大事なことは発酵マットは有用な菌があればこそ発酵マットと言えるのです。間違ってもマットを熱処理するなどと言うことは考えないでください。そんなことしたら無菌状態になりすぐマットが腐ってしまうため幼虫も大きく育ちません。 発酵マットは牛が喜んで食べる牧場のサイロの中の牧草と同じ原理で発酵菌(乳酸菌群、放線菌群等)が大切です。人間だってヨーグルトや納豆は体によいといわれますね。有用な菌を多く食べさせるのが大きく育てる秘訣です。 アオカビは困りますが白くなるカビ(乳酸菌・放線菌等)は多いに結構です。白く菌が張らないマットなんて美味しくないんです。胞子が空中を舞っている一夜茸の菌だって幼虫にとっては大切な栄養源なのです。 |
Q |
ガス抜きって何のこと? |
A |
よく聞く言葉ですね。そもそも発酵マットには好気性の菌と嫌気性の菌があるのです。どちらも大切な菌です。マットの品質を保持するには空気を遮断して嫌気状態にした方が効果的です(抗酸性と言う)。この状態から一気に空気に触れさせると激い発酵がおきます。ですからガス抜きではなく酸化する(空気にさらす)の方が的を得ていますね。※単にマット中の二酸化炭素ガス等を発散させればよいというのでははありません。 一般に嫌気状態の方が臭気が強く通気を十分入れ好気性微生物が主になると臭いは少なくなります。密閉状態のマットの封を切ったとき発酵臭がないのは菌が生きていない可能性がありますのでよいマットとはいえません。 |
Q |
黒い色のマットの方が発酵が進んだマットなの? |
A |
黒いマットは実際は発酵ではなく腐食(腐敗)により分解が進んだマットの場合がほとんどです。本来発酵マットは抗酸性の菌の働きにより素材本来の色に近いもの(茶色)が保たれます。一方、野積みのマットは抗酸性の菌が少ないため雑菌による腐食(腐敗)のため黒い色をしているのです。ただし、いずれの場合も分解が進めばより黒くなります。 |
Q |
マットにはどうしてミミズが発生するの? |
A |
原因はマットの生成過程にあります。市販のマットの大半はミミズの卵が入っています。ミミズの害もも意逃せないですね。弊社のDREAMカブトマットはマット(コンポスト)製造マシンで作るため製法上ミミズが入る確率はほとんどありません。 お断り:弊社の商品であってもコンポストマシン製法以外のマットはミミズの卵がいる可能性少は否定できません。 参考:廉価で販売しているものの大半はは屋外に野積みした廃菌床を掘って販売している場合ががほとんどですのでミミズは間違いなくいるでしょう。ミミズマットなんて悪口を聞きますがマットの生い立ちからして仕方ないですね。 |
Q |
発酵済マットってなに? 発酵マットと腐食マットの違いは? |
A |
良く耳にしますが発酵が終わったという意味ではおかしいですね。有機質が発酵により全て分解されれば土になります。ですから発酵させた(正確には発酵中)マットのことだと思いますが勘違いされている方も多いと思います。済は余分ですね。発酵マットでよいのでは?でもなければ腐食マットではないでしょうか。 |
Q |
二次発酵とはなに? |
A |
正確には2回発酵させたという意味ではありません。嫌気と好気を繰り返し各々の微生物で発酵させることをいいます。 |
Q |
発酵と腐敗について |
A |
発酵と腐敗の違いはお分かりでしょうか。一般論として発酵とは抗酸性の菌による分解を言います。乳酸菌群や放線菌群に代表されます。腐敗とは発酵菌と称するもの以外の雑菌による分解を言います。あなたのご使用中のマットは本当に発酵マットといえますか?実は上記の発酵済マットと称するものは腐食マットかもしれないのです。 市場では野積みした廃菌床を発酵マットと称して売っていますがこれらは到底発酵マットとは言い難いですね。 |
Q |
細いキノコがニョキニョキ出てきた |
A |
これはヒトヨダケといって何処にでもある空中を舞っているキノコの胞子が原因です。キノコは名のごとく短命ですので幼虫には害がありませんが気になる方は取り去ってください。若いうちは食用になりますが大きくなるとおいしくありません。マットに限らず何処にでも出るキノコです。 |
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